前回全世界株式とは①〜自分のスタートとVT過去利回りについて〜と題しまして、自分が全世界株式に投資し始めたきっかけと全世界を代表する人気ETFであるVTの過去利回りを記載していきました。
今回は【全世界株式】と言っても二つの指数がありますので、その指数について記載していたいと思います。
出来るだけ簡単にこの指数を解説していきますので、これから投資を始めようか迷っている方やどこに投資するか迷っている方のお役に立てれば幸いです。
二つの指数
結論としては、全世界株式には下記2つの指数があります。
・FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
横文字+カタカナで覚えにくいですが、この今回は赤:MSCIオールカントリーワールドインデックス(ACWI)と青:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスで解説していきます。
覚えられない方は是非そちらを参考に、それぞれ何が違うのか次の賞から解説していきます。
赤:MSCIオールカントリーワールドインデックス(ACWI)とは
まずは赤のMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスから解説していきます。
これは世界的な指数算出会社のMSCI社(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)が算出・公表している指数です。
英語では、MSCI All Country World Indexと言いますので短縮してMSCIだったりACWIと呼ばれることが一般的です。

呼び名が二つあるだけでややこしい。。。
MSCI(ACWI)の中身ですが日本を含むアメリカ・ヨーロッパなどの先進国、南アフリカや中国など成長著しい新興国など、全世界の株式市場(45か国以上)の大型株から中型株まで含んでおります。
全銘柄は約2,500銘柄で構成されており、全世界株式市場の時価総額約85%をカバーしている指数になります。
ちなみに、MSCI社は、アメリカ合衆国・ニューヨークに本拠を置く、金融サービス企業で株価指数の算出や、ポートフォリオ分析など幅広いサービスを提供しておりニューヨーク証券取引所上場企業しています。

赤:MSCIオールカントリーワールドインデックス(ACWI)は
アメリカに本社があり、世界45カ国、約2,500銘柄に分散されている時価総額加重平均型の指数になります。
青:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは
次に青のFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスについて解説していきます。
これはFTSE社(フッツィー社)が開発した指数で、中小型株を含む全世界の株式市場の動向を表す時価総額加重平均型の株価指数です。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスの中身ですが、対象は先進国24か国、新興国(エマージング)23か国の約50か国で約8,000銘柄で構成されています。
各国市場の時価総額約90-95%をカバーする広範なインデックスです。
ちなみにFTSEイギリス・ロンドンに拠点を置き、株価指数(インデックス)の算出・管理や、関連する金融データの提供サービスを行う企業です。

青:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは
イギリスのロンドンに拠点にしていて、約50カ国、約8,000銘柄で構成でされている各国市場の時価総額約90-95%をカバーする広範なインデックスです。
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全世界株式とは②〜二つの指数について〜まとめ
一口に全世界株式と言っても二つの指数があります。
この記事では、赤と青でそれぞれ解説してきました。
赤:MSCIオールカントリーワールドインデックス(ACWI)
青:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
赤は(MSCI/ACWI)、世界45カ国、約2,500銘柄に分散しており、青(FTSE)は約50カ国、約8,000銘柄に分散しています。
これから投資を始めようか迷っている方やどこに投資するか迷っている方のお役に立てれば幸いですし全世界株式に投資している皆様もぜひ自分の全世界の中身は何か理解するのにお役立ていただければと思います。
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