自分は2020年1月よりつみたてNISA(株式投資)を始めたのですが、【投資はギャンブル】と思い込んでいたので始める前に様々な書籍やYouTubeをみて勉強し、入念に準備をしてからのスタートしました。
当時の知識では『利益を出すには、とりあえずアメリカ(S&P500かVTI)』という様な結論に至りS&P500とVTIを購入する所から始めました。
準備万端で始めたつみたてNISAですが

勉強しただけの知識と実際にやってみる事は違う。。。
という事を感じました。
どういう事かというと

利益が出るのはアメリカかもしれないけど
アメリカがダメにならない確率に掛けるのが怖い…
所謂リスク許容度の問題なのですが、
勉強していく中で投資の目的が【利益】になってしまっていて【長期投資=利益=アメリカ】でスタートしたのですが、アメリカがダメになった場合をあまり考えていませんでした。
もちろん
・全世界株式も約60%はアメリカなので全世界にする意味はあまりない
事は承知の上ですが、頭の中で
・アメリカがダメになったらしょうがない。
を天秤にかけた時に【全世界がダメになったらしょうがない】と思えるけど【アメリカがダメになったらしょうがない】と思えないと感じ始めたのです。
この事を考え始めたのは8月頃、丁度このブログを始める前だったのでブログドメインはzensekaikabu.comとして、今後【全世界株式】に投資すると方向転換したタイミングでした。
前置きが長くなりましたが、これから何回かに分けて【全世界株式とは】という事をテーマにブログに書いていこうと思います。
決して、アメリカが悪いと言っている訳ではなく。
自分の考える全世界株式の良さを伝えていければと思うので、これから投資を始めようか迷っている方やどこに投資するか迷っている方のお役に立てれば幸いです。
全世界株式とは〜利回りについて〜
そもそもあなたはなんで株式投資を始めようと思ったのですか?
自分の場合は、インフレに対応する為、リスク分散、銀行預金の利率がと色々ありますがぶっちゃけると・・・

お金がたくさん欲しかったからです!!
株式投資を始める方はおそらく全員が同じ同期でスタートしている事でしょう。
なので第一回は【全世界株式の過去利回りは何%か】という事をテーマに書いていきます。

注意事項として、年利と利回りは違います。
今回はVTをスタートの段階から持っていた場合の利回りについて書いていきます!
VTの過去12年の値上がりによる利回りは約7.10%

全世界株式で有名なETFはバンガード社が運営するVTだと思います。
このVTは2008/6/23からスタートしたまだ12年程しか歴史のないETFです。
当時のスタートは49.920ドル。
それが2020/12/28終値は92.510ドルでした。
利回りとは、投資金額に対する収益の割合のことをいいます。
具体的な計算式は以下のとおりです。
収益(分配金+売却損益)÷運用年数÷投資金額×100=利回り(%)
なので値上がり分利回りをこの式に当てはめると
(売却収益(92.510ドル-49.920ドル))÷約12年÷投資金額49.920ドル×100=約7.10%
なので約7.10%が利回りになります。
過去9年のVTの合計分配金は14.348ドル

ETFでは、分配金が支払われます。
その為バンガードジャパン公式サイトより、分配金履歴の推移をご紹介します。
2011/12からの履歴ですが、1株あたり合計14.348ドルの分配金が支払われました。
VT過去9年、利回りは16.38%
ここからは2011年12月からの値上がり益と合計分配金を算出していきます。
計算式=収益(分配金+売却損益)÷運用年数÷投資金額×100=利回り(%)
2011/12/26終値は43.180ドルでした。
2020/12/28終値は92.510ドルです。
これに、合計分配金14.348ドルとして算出していきます。
(14.348+92.510-43.180)÷9年÷投資金額43.180ドル×100=16.38%
なので約16.38%が利回りになります。
全世界株式とは①〜自分のスタートとVT過去利回りについて〜まとめ
自分が全世界株式をスタートさせた理由とVT過去利回りをまとめると

・全世界がダメになったらしょうがない。
・過去9年間VT過去利回りは約16.38%
なります。
これから投資を始めようか迷っている方やどこに投資するか迷っている方のお役に立てれば幸いです。
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