幾度となく、様々な場所でVTIかS&P500かという議論はなされているし
どちらにもメリット、デメリットはあると思います。
今日はこの議論に対し個人的に、出した答えを記載していこうと思います。
結論、どっちも投資すれば良いと思う。
そうなんです。卑怯ですが笑、個人的にはどっちも投資すればいいと思います。(投資しています。)
それではここから、その理由を記載していきます。
米国株式投資をしようと決めてVOOかVTIどっちにしようか。
そんな悩みを持った方のお役に立てればと思います。
リターンの差について
それぞれ1.2.3.10年のリターンの差は下記になります。
※VTI2001年〜、VOO2010年〜なのでVTIのみ10年リターン記載
1年 | 2年 | 3年 | 10年 | |
VTI | 17.6 | 17.1 | 13.4 | 12.1 |
VOO | 17.9 | 17.3 | 13.9 |
どっちも対して変わらないですね。。
まぁ強いて言えばVOOが少し勝っている事の方が多い様に感じます。
ただ運用効率は、VTIの方が良いなんてデータもあります。
(投資信託の)経費率
自分は、楽天VTIとeMAXISSlimS&P500に投資しているのでその二つの経費率について比較します。(隠れコスト含まず)
楽天VTI・・・0.162%
eMAXISSlimS&P500・・・0.0968%
こちらは、eMAXISSlimS&P500の方が現在低いです。
ちなみに、これを積立NISAの上限まで20年間、年利5%で運用すると約9万円の差になる様です。
でも現在コスト下げ競争が激化しており、この先もコストが下がっていくのではないかという様な噂も広まっています。
複利について
複利は一般的に、金額が上がれば上がる程効果を発揮すると言われています。
仮に10,000円を20年間、年利7%で運用すると5,209,267円になり、これを2本投資しておくと10,418,534円になります。
では、逆に1本の投資信託に同条件で20,000円を積立すると、10,418,533円になり、差額は1円になります。
ちょっと自信ないですが、楽天証券のシュミレーションではあまり変わりない事がわかりました。
結論
正直VTIvsVOO(S&P500)はかなりたくさんのYoutubeやブロガーの方々が解説してくれています。
細かい数値は様々な書籍やブログなど誰かが解説していますのであまり書きませんでしたが、どの数値も過去を切り取った期間によって違うし、今が、未来が、自分達の時代がどっちが有利な期間なのかは誰にもわかりません。
そういう意味で、自分はVTIとS&P500でリターンとコストを『分散』する事も正解の一つではないかと思います。
だって、どちらも投資しておけば、どちらのリターンが勝っても嬉しいし、どちらがコストを下げても嬉しいと思うわけです。
※VTIとVOOを使い分けてもリスク分散にならないのは承知の上で。
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