日本人男性の育休取得率は年々上昇しているにも関わらず
現在約6%程の取得率とのデータが厚生労働省より発表されました。※最新のデータは約7%に微増したそうです。

男性の育児休業の取得状況と取得促進のための取組について
厚生労働省 雇用環境・均等局職業生活両立課 令和元年7月3日
そんな中ですが、自分は第一子出産のタイミングでおよそ三週間の育休を取得しました。
※内1週間分は有給
厚生労働省も【男性の育児休業取得促進事業(イクメンプロジェクト)】を発足している様なので、自分が実際に育休を取得してよかったメリット3選を発表しようと思います。
育休取得を悩んでいる、旦那様やとってほしいと思っている奥様にぜひお役に立てればと思います。
大変さを体感できる
いきなり『は?』とか『ドMなの?』などのお声が聞こうえそうですが、、、笑
仕事を忘れ24時間育児に携わる事で自分が一番良かったのはこの『大変さを体感できる』でした。
というのも、赤ちゃんのお世話は正解が分からない事の連続で本当に大変です。
また例えば、夜中のミルクひとつとっても
1、泣き声に反応する(寝言の場合もある)
2、抱き上げておっぱいをあげる(うちはこの間に自分が起きてミルクを作る)
3、ミルクを冷ます
4、あげる
5、ゲップをさせる
6、(場合によっては)オムツを替える
7、哺乳瓶を台所に戻す(場合によっては洗って除菌する(レンジで5分待つ))
8、寝かし付ける
9、自分たちが寝る
10、だいたい3時間後に1に戻る
と、夜中のミルクをあげる行為はおよそ10段階のパートがあり、ウチではどんなにスムーズにいっても30分は掛かります。
これは事前に育児本で勉強していましたが、実際に体験してみると体力的にも精神的にも本当に辛い。。。笑
なので、後述する良かった事の全てはここの辛さがベースになっていると思いますのでこれが一番に感じました。
妻に優しく出来る
【1、大変さを体感できる】を妻と一緒に体験すると、妻の大変さがよくわかります。
特にウチの場合は専業主婦なので、自分が1.5週間くらいだった24時間育児がその後も連続して妻が取り組んでいます。
※予定日より前から休みに入った且つ入院中も休んでいたので育休全部で3週間ですが、育児は1.5週間
24時間育児は相当な重労働。
自分はそこそこ激務な仕事をしているのですが、むしろ仕事している方が楽なのではないかと錯覚する程です。
産後クライシスとかマタニティーブルーとか色々言われていますが、出産後ホルモンの関係で夫婦中が険悪になるのは結構有名だとは思いますが、ホルモンとかは置いておいて育児の大変さを理解していると本当に妻に優しく出来ます。笑
お陰で自分達は産後特に大げんかする事なく(?)育児ライフを楽しんでおります。
子供の成長を体感出来る
産まれたばかりの赤ちゃんって当たり前ですが泣くか寝るかくらいしかなく本当に何も出来ないです。
でも、毎日24時間育児をしていると『おっ今日は握る力が強くなったな!』とか『産毛が抜けてきたな』とか『重くなったな〜』とか
我が子の少しの成長を敏感に感じ取る事が出来、毎日とても幸せな気分になれます。
これを感じる様になると自分は『1、大変さを体感できる』を『育児の面白さ』に変換する事が出来ました。
まとめ
以上が男性が育休をとったメリット3選になります。
自分は最初の一歩を妻と一緒に経験する事で我々はより仲良くなれましたし
自分自身育児に苦手意識なく寧ろ積極的に参加する様になりました。
この面白さを体感出来る男性が約6%(約7%)だと思うと、自分はとても幸運でした。
また周りの男性ももっと積極的に育休を取得していいと思いますので、これから育児休に関わる情報も発信していこうと思います。
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