自分は、現在結婚していてこの夏に第一子が産まれました。
そんな自分達は、結婚前の28歳から自分が購入した都内の1LDKのマンションに住んでいます。
荷物が多い夫婦なのでちょっと手狭ではありますが、レイアウトの工夫をしてそこまで圧迫感なく暮らしていると思っています。
今回は、物件を購入した際に自分が重視した事を紹介していこうと思います。
さらに自分なりの、注意ポイントも書いていこうと思いますのでこの記事を通じて、初めて物件購入をする方の手助けになればと思います。
出口戦略を考える

自宅とはいっても不動産を買う事は不動産投資です。
自分が購入したのは28歳で1LDKですので大前提で、二件目も買うつもりで一件目を購入しました。
なので『いかに売りやすそうか』という事を第一に物件を探し始めました。当時は知らなかった言葉ですが、当時の自分は『出口戦略』をもっとも念頭においていたと思います。
優先順位1位:立地

出口戦略をする上でもっとも大切な事は立地だと思います。
都内を希望していたので『複数路線可の駅近のマンション』という事が自分の住宅選びの第一優先事項でした。
ここで注意頂きたいのは、やはり家はかなり高いコストがかかりますので実際に自分で行って見るという事。
というのも最初に候補に上がったのは、最寄り駅徒歩2分で1LDKの築確か30年の物件だったと思います。
確かに地図上では2分なのですが、目の前には大きな幹線道路がありここの信号がすごく長いです。
つまりうまくいけば駅徒歩2分、長くて5分的な状態です。
これは初めて家選びをする人が不動産屋の車に乗って現地まで見に行ったら気づきにくい事です。(自分は気づかなかった。)
なので、実際に駅から歩いて物件まで行く事は非常に重要だと思いました。
優先順位2位:間取りについて
次に上がった候補は、最寄り駅徒歩3分の1DKで33平米くらいの築10年くらいのマンションでした。(うる覚えなので微妙に違うかもですが)
金額的には、買える範囲でしたし、何よりエントランスやフロアにジュータンが敷いてあり非常に格好いい!オートロックやゴミ出し24時間は当たり前で、ディスポンサーや駐輪所の鍵、宅配BOXなどなど、、新しい設備が満載で実家と寮生活しかした事ない自分には非常に輝いて見えました。
ここで思った事は、『結婚したらどうするか』という事です。
既に、今の奥さんと付き合っていたのですが、お互い不規則な仕事だったので例えば、夜は彼女が寝て昼活動して、自分は昼寝て夜活動してなんてこともありました。
もっと困るのはお互いが夜になった場合、自分の方が夜早く活動する=彼女の方が朝遅くまで活動出来る状態になる事があった事です。
1DKの部屋だと、片方が寝ていたら電気もつけられずTVも見れずとプライベートな生活がうまくいかなくなると思いこの家を断念しました。
自分は若くして家を買う事は賛成です。しかし、独身でお若い方が家を購入する場合、最低限結婚して子供が出来るまでをイメージして物件を選ぶ事も重要なのではないかと思います。
優先順位3位:マンションの管理状態について
物件を選んで行くうちに、自分の予算で、自分の行動範囲で、自分の望む家を。と考えた時に何かを削らなければいけない事になりました。
自分が妥協したポイントは、築年数です。
築年数が新しい(10年前後)マンションを狙っていたのですが、これだとかなり高く付くため、もしかしたら二件目が買えないかもしれない状況でした。
その為、築年数を妥協し予算内におさめる事にしました。
築年数が高いといい所は、売る時の値段もある程度安定しているという事です。
また駅近のマンションはいくら築年数が古くても需要があり、他のポイントよりも出口戦略で成功しやすいのではないかと思い築年数を妥協しました。
しかし、ただ闇雲に築年数を下げてはいけません。
築年数を下げる時に重要な事は、『マンションの経営状態を把握する』という事だと思います。
マンションの外観は、見るひとの価値観によって変化します。
例えるならデニムと一緒で新品のインディゴが好きな人もいれば、ビンテージと呼ばれているダメージが入った状態が好きな人もいます。
しかし見る人が見たら『デニムなんて作業着』とバッサリ切り捨てられる場合だってあります。
そういうマンションの見た目ではなく、『経営状態』を把握する事が非常に重要だと感じました。
経営状態と言われてどこを見たら・・・と思うかもしれませんが1つポイントをあげるとしたら、『修繕費、管理費の滞納者(滞納金)がいないかどうか』になります。
自分が候補に上がったマンションのひとつに、修繕費、管理費滞納金額が◯千万というものがありました。
不動産屋がくれた資料にはその記載があったのですが、説明はなくそのマンションも中々気に入って、家に帰ったのを覚えています。
家に帰ってその事に気付き不動産屋に問い合わせると『外国の方が結構住んでいて滞納があります。集金の連絡をしているので問題ないですよ〜』との事でした。
そんなわけあるかー!!笑
ちょっと遅れたくらいならまだしも、集金連絡したところで◯千万入ってくるか!と自分は思いました。
不動産屋は結構フランクに問題ないと言ってました。確かに『今は』問題ないかもしれません。
しかし!滞納が多く大規模修繕の資金が足りない時に修繕費の追加金を払うのは、その時に住んでいる人です。
逆に、修繕積立費がしっかりしていると何かのトラブルの際に都度の持ち出し金はかからないことが多いです。(少なくともうちは掛かりませんでした。)
自分が勉強してきた中ではあまり重要視されていませんでしたが、『マンションの経営状態』はかなり重要なのではないでしょうか。
28歳で家を買う時に優先した事まとめ
結局自分は、都内で最寄り駅4分以内、3駅以上、4路線以上可で1LDKの50平米弱のマンションを2,000万円程度で購入しました。
購入5年経ち、築はさらに古くなりましたが、コロナ前の査定では、一般売り出し価格2,500万円程度(高い所だと2,780万が提示されましたがそれは流石に。。。笑)、業者価格1,980万円と一般に売り出したら多分プラス、業者に出してもプラスマイナスほぼ0になるような物件に出会えました。
この5年の間、結婚もし子供も出来と環境の変化がありましたが、利便性もよく、間取りも気に入っており、トラブルにも持ち出し金なく、と不自由なく生活出来ております。
現在は第一子誕生を期に二件目を購入する事も視野にいれ、再び奥さんと物件を探している最中です。
自分の体験談でしたが、都内で立地を優先し、将来も考えた間取りを選択し、マンションの管理状態をチェックした事でこの物件に出会えとてもよかったので今日はブログに書きシェアさせて頂きました。
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